プレハブ住宅全面リフォーム

プレハブ住宅が約30年から40年に差し掛かっていて、
住み替え、リフォーム等お考えの方も多いです。
そういったプレハブ住宅のリフォームは、これは若干大がかりですが、
構造躯体は、全く損傷無いので、貧弱な、基礎と壁構造の補強をしつつ、
断熱を次世代省エネに、サッシを全面入れ替えという形です。
屋根の遮熱塗料塗り替え。等々で耐久年数をぐっとあげています。

こちらが最初の姿。間取りは、下4室と水回りになってます。
使いづらい点や導線を直し、狭い水回りを広くして、収納充実。
間取りは回遊性のある広々した空間を計画しました。

解体するとこのようになります。周りの壁とセンターの鉄骨柱一本で持っている建物。
窓は、現状寸法をすべて再測量の上、出来るだけサイズ変更なく新しく使いよいプランを入れていきます。

下屋根の状況。下の水回りを広げますので、下屋板金も外して広い新バルコニーを作ります。今までのバルコニーは、屋根に置くタイプなので、非常に使いづらい。
既存の壁は、非常に強度があり、完全にこの壁に頼っているだけ。窓を外すと、スタッドと軽量鉄骨で支えるのみで、危険。早急に壁内に構造用合板と、基礎打設。柱一本の基礎周りが非常に不安定なので、十字に基礎。

こんな感じから
基礎防湿シートと配筋途中の状況。窓は、新しいのが来るまで仮に合板補強。

2階は床の高さの不陸がすごかったので、一旦根太を外して梁内に止める形で、
剛床を設置、レベルを直して28mmの構造用合板貼り。

外壁構造用合板で補強のための下地を既存軽鉄に縫う。

そして壁と天井に高性能GW16Kの上、構造用合板で固めます。
窓も全部断熱効果の高いものに入れ替えています。
そして完成

外部は強度のある壁はそのままに、あたらに壁補強基礎補強し、新しい壁をはりました。

玄関入ったところ。2階にトイレを増設したので、配管周りを囲うように飾り棚。

新トイレはアラウーノ。キッチン洗剤で掃除してくれます。
子のトイレ部分だけが増築。
既存の壁はできるだけ傷つけず、新基礎壁作って、一体化。その分洗面等が広くなる。

和室が広々ダイニングにつながっていて、これがこのお家のリビングになる感じ。
家具は家具屋に作らせてます。シナ合板の扉と、集成。安いのに、すごい良かった。


新キッチンは、パナのSクラスでL型。ダイニングからリビングを見た感じです。
壁上部の箱みたいなのは、
キッチン用の換気扇がついてて、ガスオーブンの排気をします。

キッチンと和室をダイニングから見た感じ。細切れの間取りを思い出せないぐらいに、
開放的で導線が良くなりました。

洗面は上の排水の関係で、棚がたくさんつきました。逆に使いやすいかも。
前に比べて、半坪広くなっています。


見えにくいですが、奥になるのも家具で作ってます。良いつくりです工務店社長と、
彼は上手いねーみたいな話をしております。また家具お願いしたいです。

こんな感じのつながり感。床はパインです。巾木を白にするとすっきり。
パインは安いし、柔らかく温かみがあるので、
雰囲気優しい感じがお好きならお勧めです。

気になるコストですが、有りえないぐらい安くまとまりました。
工事内容から見ても、ちょっと考えられないかと思います。内緒ですけど。
色々裏技も駆使し、ま、色々あるんですが、それはまた直接吉田に聞いてください。

というような感じで、引き渡しからだいぶたつのですが、やっとUP。
また別案件も上げますので少々お待ち下さい!

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