長期の申請を県に持っていたのですが(怒)

某県の建築課ですが、もう、毎回イラっとします。私は、22歳の頃から色んな市や、県や、都市住宅機構とか通ってるんです。も〜〜〜〜。好きに成れん!!

長期優良住宅は、技術審査と維持保全審査があるのですが、この技術審査だけを審査機関に出し、維持保全審査は行政に出すやり方。両方とも行政に出すやり方の2つがあります。前者の場合、申請も2倍。審査の質疑応答も2倍。通うのも2倍。日程もかかるので、行政に一括にしたいと思い以下の会話。
私「以後は行政一括で提出したいのですが」
県「いや、殆ど皆さん他で受けられますよ。やったこと無いから、どれだけ時間掛かるかわからないし。他の業務で一杯になったら、もっと遅れますよ。いいんですか」

もう、あほかと。
法律が施行されるのは、ずっと前に判ってた事だし、ましてや「長期優良」は、「住宅性能表示」が下敷きになってるんだから、事前に準備しとくべき。建築主事おいてる審査機関が、「いや〜全然判りません。誰かが申請出してきてから、法律勉強します」って、組織として民間では有り得んでしょう。
・・・弱小個人事務所の私さえもそう思うのであって、会社やメーカーは事前にかなり硬く準備してるのに。ましてや、他業務で一杯になったら遅れるけど良いかだと〜〜〜〜???

いや!怒るのは辞めよう。彼らは、考える事を辞めた気の毒な存在なんだろう。しかも本人達はその事に気付いてないんだし。
だけど、特にこの南部土木事務所には、毎回イラっとするなあ。物の言い方が何様?なのと、誰も決定しない体質。「市は良いですが県は何ていうか」「県としては市に任せている」「建築としては問題ないですが道路課は知りませんよ」「道路の方は住民さんの申告どおりやってるだけで、建築がどうだとか判りません」等々もう、どやねんと。

そんなこんなで、各所で嫌われ者の「長期優良住宅」ですが、国の思いは全く各行政に届いてないと言うこの実情。地方分権なんて無理無理。そうなった途端に、進化も戦略も一切無し。のんびり行こうよ。な体質に成り下がる。と自分は読んでます。
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